【一般社団法人スマートヘルスケア協会　代表理事　岡﨑光洋】

　今回は、検体測定室を開設・運用するのに必要な準備やスキルについて整理したいと思います。

　2014年4月に厚生労働省から示された「検体測定室に関するガイドライン」では、検体測定室を運用するための指針として、以下のような項目について記載されています。 　1　測定に際しての説明　　2　測定項目　　3　測定結果の報告
　4　地域医療機関等との連携等　　5　広告の規制　6　衛生管理
　7　穿刺箇所への処置に係る物品　　8　穿刺部位
　9　穿刺器具　　10　穿刺器具等の血液付着物の廃棄について
　11　検体の取扱い　　12　運営責任者　　13　精度管理
　14　測定業務に従事する者　　15　運営責任者の業務を補助する者
　16　検体測定室の環境　　17　研修　　18　個人情報保護
　19　急変への対応等　　20　測定用機械器具等　　
　21　標準作業書　　22　作業日誌　　23　台帳　　24　その他
　前回（「押さえておきたいガイドラインの要点」）も説明したように、まずは、 ▽受診機会の損失の防止▽血液感染の防止 －を厳守することが検体測定室の大原則です。これを実際のサービス提供において徹底する上で、「1　測定に際しての説明」は、特に重要でしょう。


次回配信は12月7日5:00を予定しています

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