【京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室、株式会社コンパス・プロジェクト 岡田浩】
前回は、薬局で薬剤師による糖尿病患者への支援の効果を検証する研究がアメリカやオーストラリア等の先進国を中心に行われ、40分-1時間程度のカウンセリングや自己血糖測定を行うことでHbA1cが改善することが報告されていることを紹介しました。また、日本の薬局でも我々の研究グループによってCOMPASSプロジェクトが日本全国で実施され、薬剤師による糖尿病患者への3分以内の支援であってもHbA1cが改善していたことなどについて紹介しました。
今回は、前回ふれた糖尿病患者支援をはじめとして、近年急速に変化する薬局業務について紹介します。
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