24日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会冒頭の、森田朗・前会長(国立社会保障・人口問題研究所長)による退任あいさつの全文は以下の通り。【丸山紀一朗】
森田前会長が語る、中医協の未来(2015/06/24)
森田・前中医協会長あいさつに物言い(2015/06/24)
■14年度改定時の意見書、まとめられてよかった
一言ごあいさつさせていただきます。公益委員として6年、また会長として4年務めさせていただきましたが、私のような必ずしも医療の専門家ではない者が大過なく務めることができましたのは、1号側委員、2号側委員、公益委員、専門委員、また事務局の皆様のおかげであると思っておりまして、心から感謝申し上げたいと思います。
14日に任期が切れまして、今は大変さわやかな気分でして、朝早くからこの暑い会議室に来なくていいと思うと、実にうれしくなるところですが、それはともかくとしまして、私自身が会長に就任しましたのは2011年4月です。その後、12年度、14年度と2回の診療報酬改定を何とかまとめることができました。
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