【医療法人平成博愛会世田谷記念病院副看護部長 板越由香】
私は開院時から師長として、回復期リハビリテーション病棟の立ち上げにかかわってきました。昨年地域包括ケア病棟の新設を機に、8月から同病棟の師長を務めています。
連載では、リハビリ看護の視点から回復期リハ病棟や地域包括ケア病棟の運営について考えたいと思います。
当院は、回復期リハビリテーション病棟95床(2病棟)、地域包括ケア病棟56床(1病棟)、医療療養病棟(在宅復帰強化加算)49床(1病棟)で構成されています(全室個室)。
病院全体で在宅復帰に取り組んでおり、在宅復帰率(2014年2-7月)は、回復期リハビリテーション病棟98.6%、地域包括ケア病棟79.2%、医療療養病棟76.9%となっています。
急性期の在院日数短縮が求められる中、当院が果たす役割はさらに大きくなっていると感じています。在宅に帰れない場合でも、患者さん・ご家族にとって最適な方向に導くことも私たちの役割です。
次回配信は6月5日5:00を予定しています
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