【大滝恭弘(帝京大学医療共通教育研究センター准教授、医師、弁護士)】
急激な医療の専門化・複雑化の進行により、患者の診療に複数の診療科の医師が携わるようになった。チーム医療推進の機運の高まりとともに、多くの医療専門職が診療に主体的に参加するようになり、現在推奨されている円形のチーム医療モデルも浸透しつつある。もっとも、現行法制度がこのチーム医療モデルと相容れないことは前回述べた通りである。
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