厚生労働省は17日に開催された匿名介護情報に関する専門委員会の会合で、介護保険総合データベース(介護DB)のデータをクラウド上で分析可能にするプラットフォーム「HIC」の利用受け付けを12月から開始する方針を示した。HICでは、データを絞り込んで活用する「特別抽出」と全データを抽出する「定型データセット」の2つを提供する。【渕本稔】
現行では介護DBの第三者提供依頼があった場合、データを保存したハードディスクを利用申出者に発送し、データ使用後にはハードディスクの返送を求めている。これをクラウド上でデータ分析ができるHICに切り替えることで、ハードディスクの発送に伴う時間的・事務的コストを削減する。
HICのさらなる利点として、
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