財政制度等審議会の財政制度分科会が9日開かれ、財務省は、人口減少下での経済財政政策のイメージとして、医療・介護の給付と負担の改革など持続的な社会保障制度の構築を挙げた。【兼松昭夫】
財務省は、後期高齢者(75歳以上)の1人当たり国民医療費が2022年度は94.1万円で、0-64歳(20.9万円)の4.5倍に当たるとするデータを示した。25年には、人口が多い「団塊世代」の全員が75歳以上になり医療・介護の費用の大幅な増加が見込まれるため、
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