厚生労働省は24日、各医療関係団体のトップと賃上げなどに関する意見交換を行った。日本医師会の松本吉郎会長は新設のベースアップ評価料の算定に必要な賃金改善計画書の作成の難しさが「最大のネックになっている」と明らかにした。【栗原浩太、松村秀士】
医療関係者の賃金引き上げを行うため、2024年度の診療報酬改定で新設されるベースアップ評価料では賃金改善計画書や賃金改善実績報告書の作成・提出も算定要件となる。
ベースアップ評価料の医療関係者からの申請が円滑に行われていない現状について、松本氏は職種ごとに
(残り585字 / 全832字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】