内閣府は2日の経済財政諮問会議で、団塊ジュニアが85歳以上になる2060年度までの社会保障などに関する長期的な試算を示した。経済成長率が実質で1%を超える状況下で、毎年の医療の高度化などによる医療・介護費の増加を相殺する「給付と負担」の改革効果を実現できれば長期的な社会保障制度の安定性の確保が見通せるとの見解を示した。【松村秀士】
ただ、それを実現させるためには、DXの活用などによる社会保障の給付の適正化・効率化や地域の実情に応じた医療・介護提供体制の構築に加え、
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