厚生労働省は、新たな「科学的介護情報システム」(LIFE)の一部の稼働を4月22日に始める。同日から7月末までは利用者情報とADL維持等情報に限り登録可能とする。8月1日から本格的に稼働させ、2024年度の介護報酬改定に対応した様式情報を登録できるようにする。【松村秀士】
新システムへの移行は、画面表示を分かりやすくしたり、一部の機能を改善したりして利便性の向上を図るのが狙い。現行のLIFEは4月11日に稼働を停止する。同日から7月末までは入力されたデータの参照のみ可能とし、8月1日にサービスを終了する。
新たなLIFEを利用する介護施設や事業所は、4月22日から7月31日までに新システムの利用登録と移行作業を行わなければならない。その際は、国民健康保険団体連合会が提供する電子請求受付システム(介護)のID・パスワードや同システム上でのセキュリティー用メールアドレスの設定が必要となる。
初回に利用する場合は、
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