医師と介護支援専門員(ケアマネジャー)の連携を強化するため、厚生労働省は2024年度の診療報酬改定で「かかりつけ医機能」を評価する「地域包括診療料」など4つの報酬の基準を見直す。【兼松昭夫】
厚労省が26日、中央社会保険医療協議会に示した個別改定項目案では、地域包括診療料のほか、「地域包括診療加算」「認知症地域包括診療料」「認知症地域包括診療加算」の施設基準として、
▽脂質異常症など慢性疾患の患者を指導する担当医がサービス担当者会議に参加した実績
▽地域包括支援センターや市町村の「地域ケア会議」に担当医が出席した実績
▽ケアマネとの相談の機会を医療機関で確保
-のいずれかのクリアを新たに求める方向性を打ち出した。
3つの選択肢のうち、
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