中央社会保険医療協議会の医療技術評価分科会は15日、手術などの医療技術のうち2024年度の診療報酬改定で対応する優先度が高い177件を決めた。内訳は、新たに保険収載する技術が56件、既存の技術に対する評価の見直しが121件。中医協の総会に近く報告する。【兼松昭夫】
24年度の改定に向けて、関連学会からは重複分を除くと計890件の提案があり、うち745件を分科会の検討対象と見なした。
分科会では、それらのほかに先進医療として実施されているものなどを含む差し引き計774件について、医学的な有用性や妥当性を検討し、24年度の診療報酬改定で対応する優先度が高い技術として、日本在宅医療連合学会が提案した「在宅心不全患者指導管理料」の新設など177件を位置付けた。
一方、
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