厚生労働省は18日、規制改革推進会議の健康・医療・介護ワーキング・グループ(WG)の会合で、看護師が同席して行う「D to P with N」などのオンライン診療を診療報酬で評価するべきだとの認識を示した。2024年度の診療報酬改定に向けて中央社会保険医療協議会で新たな評価を検討する。【兼松昭夫】
WGはこの日、オンライン診療に対する診療報酬の評価の見直しを議論した。
厚労省は、学会から有効性のエビデンスが示されている睡眠時無呼吸症候群へのCPAP療法のほか、患者の同意の下で看護師が同席して行う「D to P with N」や、主治医らが同席する「D to P with D」のオンライン診療に関して、「今後も評価を進めていくべきだろうと中医協に前向きな提案をさせていただいている」などと説明した。
ただ、処置や検査の報酬が包括されている「小児かかりつけ診療料」などは、
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