医療機関などを標的にしたサイバー攻撃の被害が止まらない。警察庁によると、国内の企業や団体などでの身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウェア」の被害の報告が1-6月に計114件あった。このうち9件が医療・福祉分野からの報告で、2022年上半期で既に前年の件数を2件上回っている。【松村秀士】
国内でのランサムウェア被害の報告は、20年下半期から右肩上がりで増加。22年1-6月は、21年下半期(85件)よりも29件多い計114件の報告があり、前年の146件に迫る勢いだ。
■関連の調査・復旧費1千万円以上が半数超
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