かかりつけ薬剤師指導料・かかりつけ薬剤師包括管理料の施設基準届出薬局数は、2021年7月1日現在で3万3,395施設となり、1年前に比べて1,191施設、3.7%増加した。約6万1,000の全薬局数の55%になる。各施設基準の21年7月1日現在の届出状況が14日の中央社会保険医療協議会・総会に報告された。【ライター 設楽幸雄】
厚生労働省は「患者のための薬局ビジョン」(15年策定)で、「25年までに全ての薬局がかかりつけ薬局としての機能を持つことを目指す」としている。
かかりつけ薬剤師がいる薬局がかかりつけ薬局だとすると、21年が55%で、1年ごとの増加数が1,000施設程度では、目標達成はかなり厳しい状況にある。
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