中央社会保険医療協議会は1日の総会で、抗HIV新薬3成分5品目を8日付で薬価収載することを了承した。5月31日に承認されたもので、抗HIV薬としての緊急収載となる。うち2成分は、2カ月に1回の投与となり、毎日投与の既存品に対し有用性加算5%が認められた。【ライター 設楽幸雄】
2カ月に1回投与の抗HIV新薬は、ヴィ-ブヘルスケアの「ボカブリア水懸筋注」(一般名カボテグラビル)と、ヤンセンファーマの「リカムビス水懸筋注」(リルピビリン)。
いずれも、投与量の多い2カ月間隔投与と投与量の少ない1カ月間隔投与のどちらかを選択することができる。
薬価算定では、2カ月に1回投与が評価され、有用性加算IIの5%が認められた。
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