12団体でつくる日本病院団体協議会(日病協)は26日の代表者会議で、10月末に中央社会保険医療協議会(中医協)の委員として1期目の任期を終える日本精神科病院協会の長瀬輝諠副会長の後任として、全日本病院協会(全日病)の猪口雄二副会長を推薦することを決めた。猪口氏は現在、日病協の診療報酬実務者会議の委員長を務めている。【敦賀陽平】
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中医協委員の任期は最大3期(1期2年)までだが、1999年の閣議決定では、国の審議会の委員に原則として高齢者を選任しないこととされており、中医協でもこれまで、71歳以上で就任した委員はいないという。長瀬氏は現在70歳のため、日病協では今回、2期目の委員として長瀬氏を推薦しないことを決めた。
一方、この日の代表者会議では、長瀬氏と同じ日に2期目の任期を満了する日本病院会(日病)の万代恭嗣常任理事について、3期目の委員として推薦することで合意した。
日病協では来月にも、病院団体が推薦する次期委員の候補者として、猪口氏と万代氏を厚生労働省に提案する方針。
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