厚生労働省は、新型インフルエンザ等対策ガイドライン(医療に関するガイドライン)の案を公表した。新興感染症の発生・まん延を想定して政府が新たな行動計画に記載した13の対策のうち、「医療」での対応を「準備期」「初動期」「対応期」ごとに整理した。【兼松昭夫】
ガイドライン案は、社会保障審議会の医療部会が12日に開いた会合で示した。厚労省は、厚生科学審議会の感染症部会にも17日にガイドライン案を示す。
各都道府県は、現在の行動計画を国の正式なガイドラインに沿って見直すことになっていて、政府は夏ごろの取りまとめを目指す。
政府が2日に閣議決定した感染症対応の新たな行動計画では、感染症発生の準備期・初動期・対応期のうち準備期の対応を特に充実させた。
それを受けて厚労省のガイドライン案では、
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