厚生労働省は12日、新興感染症の発生・まん延を想定して都道府県と医療機関が改正感染症法に基づき締結することになっている「医療措置協定」の6月1日現在の締結状況(実績)を社会保障審議会の医療部会に報告した。【松村秀士、兼松昭夫】
入院が必要な感染者を受け入れる病床の全国ベースでの確保数はこの日現在、感染症病床などを含めると計3万6,918床で、47都道府県が予防計画と医療計画に記載している目標を積み上げた計4万5,148床に届かなかった。
一方、そのうち流行の初期から感染者の入院を受け入れる病床の確保数は2万5,128床で、
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