中央社会保険医療協議会は3日、「医療DX推進体制整備加算」に組み込まれたマイナ保険証の利用率の要件を巡る本格的な議論を始めた。厚生労働省によると、マイナ保険証の5月現在の利用率は医科診療所で特に伸び悩んでいて、診療側の長島公之委員(日本医師会常任理事)は、利用の裾野を広げる対応を求めた。【兼松昭夫】
これに対し、支払側からも「医療機関がやる気になるような数字を設定するのが第一だ」(鳥潟美夏子・協会けんぽ理事)という意見が目立った。
ただ、松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は「(利用推進の)目標となるよう、
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