厚生労働省は28日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=森田朗・国立社会保障・人口問題研究所長)の総会に、2016年度に予定される次期診療報酬改定に向けた検討での診療報酬基本問題小委員会(基本問題小委)の役割の案を示し、承認を得た。これまでの総会での議論では、診療報酬本体の改定の「原案」について、総会に先立ち基本問題小委で検討する予定だったが、同省は、こうした検討を原則として総会で行うなどと整理。「二度手間」が解消されるといった理由で委員の賛同を得た。【佐藤貴彦】
(残り591字 / 全826字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】