厚生労働省は20日、2024年度の診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」の見直しを官報告示した。マイナ保険証の利用を後押しするため、医療機関や薬局の利用実績(利用率)などに応じて医療DX推進体制整備加算1、加算2、加算3のいずれかを算定する仕組みに10月1日に切り替える。【兼松昭夫】
厚労省は、医療DX推進体制整備加算の見直しなどに関する留意事項の通知や事務連絡を20日にも出す方針。
この日に官報告示した医科診療報酬点数表の改正によると、医療DX推進体制整備加算の再編後の点数は加算1が11点、加算2が10点で、加算3は現在の8点に据え置く。
また、中央社会保険医療協議会が決めたマイナ保険証の利用率の基準値は、
(残り674字 / 全986字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】