出産に伴う経済的な負担を軽減するための支援策などを議論する厚生労働省とこども家庭庁の検討会は1日、関係学会や団体へのヒアリングを行い、学会からは、正常分娩(出産)に公的医療保険を適用することへの慎重な意見が出た。【兼松昭夫】
「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」では、関係者へのヒアリングを夏ごろに3回程度行うことになっていて、今回の1回目のヒアリングでは、日本産婦人科医会や日本産科婦人科学会、日本看護協会、日本助産師会の構成員から意見を聴いた。
日本産婦人科医会副会長の前田津紀夫構成員は、その中で、
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