2024年度の診療報酬改定では、回復期リハビリテーション病棟入院料1と2の「体制強化加算」が廃止される。医師や社会福祉士の専従配置に対する評価だが、入院患者の日常生活動作を評価する「FIM」などの値に、この加算を届け出ている病院と届け出ていない病院の間で大きな差がないことが分かったため。【渕本稔】
それに伴い、回復期リハビリテーション病棟入院料1と2では、専従の社会福祉士の配置が要件化される。
回復期リハビリテーション病棟入院料の算定に当たっては、適切なアウトカム評価を推進する観点から2週間に1回以上のFIMの測定を実施し、その結果を診療録などに記載することが要件化される。
また、回復期リハビリテーション病棟で運動器リハビリを1日6単位超行っても日常生活動作(ADL)の改善が見られないとして、1日の算定上限を9単位から6単位に変更する。
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