日本医師会の松本吉郎会長は7日の定例記者会見で、能登半島地震の被災地への支援に関して、「金沢市以南の病院に移送されて退院できる状態になった方をどこで受け入れるかなど、新たな課題が見えてきた」と述べた。【兼松昭夫】
地震の発生から5週間が経ち、能登半島北部ではいまだに断水が続いている地域もあるため、松本氏は、石川県などに早期の復旧を働き掛ける考えも示した。
被災地の現状を把握するため12日には石川県を訪問する予定で、関係者の声を聴きながら、課題の解決方法やこれからの支援活動を検討するという。
日医では6日までに災害医療チーム「JMAT」を累計で387チーム派遣してきた。現在は、
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