福祉医療機構の「診療所の営分析参考指標」(概要)によると、個人経営の無床診療所(1,985施設)は2022年度決算で1施設当たり34.9%の本業黒字だった。また、医療法人が運営する無床診療所(1,250施設)は6.1%の黒字で、いずれも前年度から黒字幅が拡大した。【兼松昭夫】
福祉医療機構では、融資先の債権管理の一環で決算データを毎年集計している。22年度決算は歯科を含む計9,470施設を対象に、本業の収入からどれだけ利益を確保できているかを示す「事業利益率」などを分析した(医療法人は診療所1施設の法人のみを集計)。
無床診療所の事業利益率は個人が
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