中央社会保険医療協議会は18日、現行の健康保険証を廃止する2024年秋以降、「マイナ保険証」への対応に必要なオンライン資格確認(居宅同意取得型)の導入を訪問看護ステーションに義務付けるルールの見直し案を答申した。それと同じタイミングで、訪問看護のレセプト請求もオンラインでの対応を義務付ける。【兼松昭夫】
政府が推進する医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環で、武見敬三厚生労働相が11日、中医協に見直しを諮問していた。答申を踏まえ、厚労省は療養担当規則を改正するなど準備を始める。
厚労省の見直し案は、訪問看護でのマイナ保険証への対応とオンラインのレセプト請求を、24年度の診療報酬改定に合わせて同年6月に始め、秋以降は原則義務付ける内容。同省では、在宅の患者がマイナカード1枚で訪問看護を受けられるようになるほか、訪問看護ステーションの業務の効率化などにつながるとしている。
ただ、
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