総務省と経済産業省は、「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン第1.1版」を公表した。第1.05版を改定し、医療情報安全管理ガイドライン第6.0版に対応できるようにした。その背景にランサムウェアへの対応の必要性が高まっていることなどを挙げ、「改めて医療情報システム等の事業者において対応すべき内容を検討することが求められている」と記載している。【新井哉】
第1.1版では、医療情報システムなどの安全管理に関して、事業者と医療機関の双方が適切な運用管理を行う必要性を挙げている。医療情報システムが堅牢なアクセス制御機能を持っていたとしても、
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