中央社会保険医療協議会は18日、2024年度の診療報酬改定に向けて初めて意見交換し、支払側の委員は、医師の働き方改革を促す診療報酬の対応などを議論する際、評価の充実を前提にしないよう早速くぎを刺した。【兼松昭夫】
24年度に予定されている診療報酬改定は、介護報酬や障害福祉サービス等報酬の改定と重なる。厚生労働省は、「ポスト2025」を見据えた同時改定になるという認識を示し、医師の働き方改革や医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進、治療アプリなどプログラム医療機器(SaMD)への評価などを診療報酬改定の検討テーマに挙げた=表=。
支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は意見交換で、
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