厚生労働省が11月30日にまとめた最近の調剤医療費(電算処理分)の動向2022年7月号によると、4-7月の調剤医療費は2兆5,182億円で、前年同月比0.2%減となった。薬価改定により薬剤料が1兆8,241億円で1.0%減だったが、技術料は6,887億円で2.0%増加した。調剤料分割の結果は、対人業務を評価する薬学管理料の技術料全体に占める割合が、21年度の19.7%から49.6%へと2.5倍に拡大した。【ライター 設楽幸雄】
22年度の調剤医療費の動向は、4月の調剤報酬改定による調剤料分割の結果として、技術料の構成割合がどう変化するかが注目点となっていた。
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