厚生労働省は17日、医療現場において医師の働き方改革につながる行動変容を促す上での課題の抽出のため、医療機関内での意見交換の場を設ける取り組みについて、「勤務医に対する情報発信に関する作業部会」に示した。【齋藤栄子】
意見交換会は、この日の作業部会終了後から2022年2月中旬ごろにかけて、厚労省が選定した医療機関において、働き方改革を進めていく上での課題や取り組みを話し合ってもらう方針で、具体的には、▽各世代や職位ごとの医療機関における役割と働き方改革への現在の考え方・姿勢▽働き方改革を進めていく上での、各世代や職位における課題▽今後、医療機関内で進めていくべき取り組み-などについて意見交換する。
実施する医療機関は、作業部会の構成員の協力を得てこれから調整する。意見交換会参加者は、世代および職位の異なる複数の医師などを予定。実施後に意見交換の内容を整理したまとめ表を作成し=資料=、参加した医師への事後アンケートも行う考え。
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