中央社会保険医療協議会は10日開催した総会で、2022年度診療報酬改定について、社会保障審議会がまとめた「基本方針」の報告を受け、中医協としての意見をまとめ、後藤茂之厚生労働相に提出した。改定については、支払側の「国民の負担軽減に」との意見、診療側の「プラス改定しかあり得ない」との意見を併記した上で、基本方針に沿った協議を続けるものとし、厚労相に対し、改定率の設定に関し適切な対応を求めた。【ライター 設楽幸雄】
意見書を榎本健太郎・大臣官房審議官に手渡す小塩隆士会長(左)、厚労省提供
診療報酬の改定率は、政府が22年度予算編成の中で決定するが、中医協としても意見をまとめ、厚労相に提出してきている。
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