社会保障審議会・医療部会は9日、2022年度の診療報酬改定の基本方針案をおおむね了承した。これに先立ち開かれた社保審・医療保険部会も大筋で合意しており、双方の部会長が取りまとめの調整を行う。厚生労働省の担当者は医療部会後、「調整で了解が得られれば、早ければ明日の中医協に基本方針を報告する」と話した。【松村秀士】
基本方針案は、改定に当たっての「基本認識」と「基本的視点と具体的方向性」で構成。基本認識として、新興感染症への対応といった医療を取り巻く課題への対応や全世代型社会保障の実現、安心・安全で質の高い医療の実現などを挙げている。
■オンライン診療への評価、「対面と同じ水準で」
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