東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第69回)が11日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数が継続して減少しており、通常医療との両立が可能な状況にあるが、「感染拡大に備えた人員及び病床確保により、救急患者の受入れ体制は未だ影響を受けている」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(2日時点)の130人から10日時点で118人と減少したことを説明。「入院患者の年代別割合は、60代以上が約 49%と上昇傾向にあり、注意が必要である」としている。また、感染拡大のリスクが高くなる冬に備え、「高齢者施設等への往診等による中和抗体薬投与の体制整備が求められる」と記載している。
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