厚生労働省健康局健康課予防接種室は10月29日、「新型コロナ予防接種の間違いの防止について(その3)」の事務連絡を、各都道府県などの衛生主管部(局)に宛てて出した。他のワクチンを受けに来た者に、新型コロナワクチンを接種した間違い事例を挙げている。インフルエンザワクチンが多く接種される時期でもあり、改めて予防接種の手順を再確認し、間違いの発生防止に努めるよう求めている。【齋藤栄子】
事務連絡では、9月30日までに報告された新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の間違いの概要をまとめた。新型コロナワクチン接種開始から同日までに、間違いとして報告のあった件数は1,805件(延べ接種回数1億6,373万8,220回)。このうち、重大な間違いとして報告があったのは739件だった。
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