政府は、新型コロナウイルス感染症用の病床として医療機関が申請しながらも実際は使用していない、いわゆる「幽霊病床」を見える化する方針だ。これを解消し、感染拡大時の病床稼働率を8割超まで引き上げる。また、今夏の2倍程度の感染力にも対応できる医療体制を整えるため、公的病院の新型コロナ専用病床化も進める。【松村秀士】
さらに政府は、看護や介護などの現場で働く人の収入の引き上げに向けて年末までに具体的な結論を出すほか、新型コロナの経口治療薬の年内の実用化を目指す。いずれも、岸田文雄首相が14日の記者会見で明言した。
(残り400字 / 全654字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】