厚生労働省は13日の中央社会保険医療協議会・総会に、クローン病患者の複雑痔瘻に対する新規再生医療等製品「アロフィセル注」(一般名ダルバドストロセル、武田薬品)の保険収載について、医薬品の例により対応することとし、薬価算定方式により薬価基準に収載することを提案し、了承された。【ライター 設楽幸雄】
アロフィセル注は、健康成人の皮下脂肪組織由来の間葉系幹細胞を単離・培養して得たヒト(同種)脂肪組織由来幹細胞から構成される。
医薬品のように、薬理作用による治療効果を期待して、複雑痔瘻の瘻管内壁に直接局所投与する。
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