東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第66回)が7日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「新規陽性者数は、昨年の同時期(10月7日、約160人/日)に近い値であり、昨年末の第3波と同じ経過をたどらないよう、今のうちに新型コロナウイルスをさらに抑え込み、新規陽性者数を減らしておく必要がある」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(9月29日時点)の1,181人から6日時点で751人と減少したことを説明。「入院患者数の減少にあわせて、通常医療の制限を段階的に解除しながら、新型コロナウイルス感染症医療との両立を図る必要がある」としている。また、入院患者に占める70歳以上の割合が上昇傾向にあることを取り上げ、「高齢者層は、入院期間が長期化することが多く、感染防止対策の徹底が求められる」と記載している。
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