中央社会保険医療協議会は8日の総会で、今後は当分の間、持ち回りで開催することを了承した。新型コロナウイルスの感染拡大に備えるための特例的な措置。実施期間は、感染拡大の状況を踏まえて判断する。【松村秀士】
持ち回り開催の対象は、中医協の総会のほか、関連の部会や小委員会、薬価算定組織、保険医療材料等専門組織、診療報酬調査専門組織、費用対効果評価専門組織。
厚生労働省保険局の森光敬子医療課長は、対象となる議題について、緊急を要し、次回の中医協の開催までに判断する必要がある内容だと説明。「基本的には新型コロナウイルス関連の案件を想定しているが、それ以外のものでも緊急で必要な案件であれば、会長や各委員と相談して諮りたい」と述べた。
(残り536字 / 全848字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】