41区域で非稼働病棟の在り方を議論した―。厚生労働省は13日までに、地域医療構想調整会議の議論の状況(2017年12月末時点)を明らかにした。全国の341区域の状況をまとめたもので、最終的には非稼働病棟がある1526施設が議論の対象となる見通しだ。【新井哉】
医師や看護師の退職者が出た際、後任を補充できずに病棟の稼働を一時的に休止するケースが少なくない。ただ、長期間稼働を休止してきた病棟を再稼働させた場合、特に患者が少ない地域では、近隣の医療機関との間で患者の“争奪戦”が起きかねない。厚労省は、医療機関が休止中の病棟を再稼働させた場合、その病床機能が区域内で「過剰な病床機能」となることを懸念している。
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