「認定医師」を議論した医師需給分科（22日、厚労省）

　厚生労働省は22日、医療従事者の需給に関する検討会の医師需給分科会に対し、医師が少ない区域で働いた医師を評価・認定する仕組みを提案し、大筋で合意を得た。「認定医師」が地域医療支援病院などの管理者になれたり、その広告を認めたりするなどのインセンティブを与え、医師偏在の改善につなげたい考えだ。【新井哉】

　評価対象について、厚労省は「あらゆる世代の医師を対象とする」と説明。ただし、若手の医師とそれ以外の医師では、教育やキャリアプランが違うため、それぞれ分けて考える必要があるとした。

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