中央社会保険医療協議会(中医協)は9日に総会を開き、来年春の診療報酬改定に関する議論の「第2ラウンド」に向けて意見を交わした。診療側委員は、病院職員らの専従要件を緩和させる必要性を指摘。一方で支払側委員は、生活習慣病の重症化予防を目指す医学管理へのアウトカム評価の導入を主張した。【佐藤貴彦】
昨年12月に始まった「第1ラウンド」の議論では、総会を計17回開いて入院や外来、在宅などに関する課題を話し合った。今後の「第2ラウンド」では、見直しの具体的な方向性を探る=図=。
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