中央社会保険医療協議会(中医協)は28日の総会で、昨年春の診療報酬改定の影響を検証する特別調査のうち、回復期リハビリテーション病棟におけるアウトカム評価の導入や、禁煙治療を評価する「ニコチン依存症管理料」の対象患者の見直しなど、今年度に行う5項目の調査票案を了承した。厚生労働省では近く、全国の医療機関などに調査票を送付し、10月以降に調査結果を取りまとめる見通しだ。【敦賀陽平】
調査票では、▽回復期リハビリにおけるアウトカム評価の導入や、維持期リハビリの介護保険への移行などリハビリの状況▽ニコチン依存症管理料による禁煙治療の効果▽公費負担医療を含む明細書の無料発行▽後発医薬品の使用促進策―などの影響を尋ねる。
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