2日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)総会では、支払側委員と診療側委員が、2016年度診療報酬改定に対する意見を発表した。今年実施された医療経済実態調査(医療実調)の評価などが食い違い、改定率について支払側がマイナス改定、診療側が本体のプラス改定をそれぞれ主張。これらを受けて、公益委員が取りまとめて厚生労働相に提出する中医協としての16年度改定への意見書は、改定率に関して両論併記になる公算が大きい。【君塚靖】
必ず乗り切れると信じて改定に挑む(2015/11/26)
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前回改定「プラス」表記に委員ら猛反発(2015/11/19)
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