【東京保険医協会事務局 栗林令子】
個別指導では、選定された患者のカルテについて(請求事務・届出に関する事項も含めて)が指導対象となる。また、適時調査では、届出について施設基準が規定通りに運用されているか否かを中心に点検されるが、対象は請求事務など保険診療全般に及ぶ。従って、日常的に対応しておくべき点については両者で共通するところも多い。
つまり、個別指導と適時調査では、診療報酬を算定・請求する際に、もろもろの要件を満たしているか否かがポイントになる。その要点を述べたい。
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