【鹿教湯病院副院長兼院長補佐・地域医療部長 高松道生】
当院では、呼吸器内科に循環器内科を加えた3人の医師がチームを組んでpost-ICUを担当し、呼吸管理という人工呼吸器を用いた専門的医療を開始したことを前回紹介した。立ち上げの際は当然のことながらストレスの多いものであったが、医師と看護師の情報共有と意思疎通の重要性に改めて気づかされることが多かった。
換気不全はさまざまな原因で生ずるが、一般的には呼吸中枢の障害、頚髄損傷による神経伝達の障害、慢性閉塞性肺疾患、筋萎縮性側索硬化症をはじめとする神経難病が多くを占めている。
次回配信は4月16日5:00を予定しています
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