【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
■後発医薬品係数の最大値は0.01544から0.01300程度へ低下
前回、機能評価係数Ⅱの院内説明には偏差値と金額を用いることが大事であると述べたところ、早速そのように説明をしてくれた病院もあったようでうれしい限りである。ただ、A病院では、事務長の説明に院長は簡単に納得せず、「後発医薬品の切り替えをだいぶ進めているのに、係数があまり伸びなかったのはなぜだ」と質問してきたそうだ。「他の病院もみんな切り替えていますから」と返答したものの、後発医薬品の切り替えの取り組みは今後どうしたらいいのか、はたまた係数は2016年度診療報酬改定でどうなるのか、分からないことだらけになってしまったと相談してきた。
次回配信は3月18日5:00を予定しています
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