【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
■機能評価係数Ⅱの院内説明はツボを押さえて行う
2月5日にDPC対象病院に対して、2015年度の機能評価係数Ⅱが内示された。DPC病院にとって年に1回の通信簿とも言える7つの機能評価係数Ⅱの結果に一喜一憂した病院が多い。なお、暫定調整係数等の他のDPC係数が変わるのは、2年に1回の診療報酬改定時だけである。内示された機能評価係数Ⅱは14年度とほぼ同様の計算方法で算出され、各項目の重み等が変わらないため、時系列的に比較がしやすい。ところが、院内の経営管理者や医局向けの説明となると難しい。そもそも機能評価係数自体をあまりご存じない関係者も多く、係数の値だけ説明しようものなら、「それはどういう意味なのか」「計算方法は」「近くの○○病院はどうなの」といった質問を浴びせられてしまう。
次回配信は3月4日5:00を予定しています
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