【株式会社MMオフィス代表取締役 工藤高】
■当院の誤嚥性肺炎はもっと重症だという疑問
今年初回の連載第46回「1日入院単価は平均ではなく日別で把握」で、誤嚥性肺炎の入院単価と「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の関係性を示し=グラフ=、在院日数が25日程度のLTAC(Long Term Acute Care)に該当することを論じた。これについて、ある病院から「当院の誤嚥性肺炎の看護必要度該当患者の割合は、もう少し高いように思う。他の病院と違っている理由があれば教えてほしい」と質問があった。逆に自院はもう少し低いといった疑問を持たれた方も少なからずいるようなので、看護必要度の状況を細かく見ながら、急性期医療について考えてみたい。
グラフ A病院誤嚥性肺炎における入院経過日数に応じた入院1日単価と看護必要度該当患者割合の推移
MMオフィス分析資料
次回配信は2月18日5:00を予定しています。
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