厚生労働省は14日、北里大東病院(神奈川県相模原市)が今年4月1日付でDPC制度から退出することを明らかにした。退出理由は、地域での役割が変化し、主として慢性期医療を提供する病院になるため。【大戸豊】
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中央社会保険医療協議会(中医協)が14日に開いた総会で、同省が報告した。中医協総会の委任を受けた「DPC退出等審査会」が昨年11月と12月に、退出の可否について審査を行い、認められた。 DPC制度からの退出は「特別の理由」がある場合、審査会が認めれば、診療報酬改定を待たずに退出できる。同省では例として、「医師の予期せぬ退職等により、急性期入院医療を提供することが困難となった場合」「当該病院の地域での役割が変化し、慢性期医療を提供する病院となった場合」などを挙げている。
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